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【アクリル板を染める際の注意点】
アクリル板は様々な加工をして使える重宝なものです。目的のラインや色をしっかりと目的のアクリル板の場所に染めるためには、先ずマスキングという作業が必要です。染まらない質でできたテープを染めたい部分の外側に貼っていくのです。しっかりと貼れたら次はアクリル板自体をアクリル樹脂用の染料で染めます。アクリル樹脂を70°にして５分染めると、アクリル板をしっかりと染めることができます。しかしながら、ここで注意しておかなければならないのは、アクリル板自体は熱に強い物質ではありませんので、染める際の温度が高すぎるとアクリル板が曲がってきます。その為、アクリル板を染めるには、70°±10°と言われていますが、80°では厚みによって曲がってしまうことがあるのです。基本的にはその辺りを充分に考慮すると、70°前後で染める方が間違いがないでしょう。染めた後で、染まり方が足りないと感じるようであればもう一度染めれば良いのです。そうすれば、アクリル板自体が曲がるような事を避けながらも、しっかりと好みの色やラインに染めることができます。少し濃い目に染める方が良いでしょう。５分ほどで染まってきたら、水を足していき、粗熱を取っていきます。触っても熱を感じないくらいまで温度が落ちれば、洗剤を少し垂らしたぬるま湯に浸して洗い、洗剤が良く取れるまでしっかりとすすいだら、軽く水気を切って、一晩おくと色が定着して、染色の完了となります。