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【アクリル板の面取り方法のコツ】
アクリル板の面取りは製造段階、もしくは出来上がった後で行なう作業の１つで、美しく仕上げるにはコツがあります。アクリル板の角は、鋭利のため、ケガをしやすくなっています。手で触ることができる部位は必ず面取りをしてあげることをおすすめします。奇麗に仕上げるコツは、バリがあるところをなめらかにしたい場合には、バリのあるものを使用して行なうことです。具体的な方法は、アクリル板を手で押さえ、小刀の先を45度に構えます。その状態でアクリル板の上を軽く滑らせていきます。注意するポイントは、面取りをした際にコーナーが美しくし上がるように、強くアクリル板を手で押さえすぎないことです。一回から二回、やさしく引くことで薄く面取りをすることができます。薄く面取りができるようになれば、後はお好みで面取りを浅くしたり、深くしたりと微調整ができるようになります。小刀を選ぶポイントは、グリップが丈夫な素材でてきていることです。また、水洗いができる刃を使用しているものは常に奇麗な状態で面取りができるのでおすすめです。面取りの完了を確かめるためには、指先で触れてみるのが一番分かりやすいでしょう。角がとれていれば作業は完了です。また、アクリル板を接着させるには、角の部分を幅広く削ってしまうと接着面が狭くなるため、面取りを行なう際には糸のようなくずがでることを目標に行なうことをおすすめします。糸面取りと呼ばれることもあります。