• 
• 

  ▲ PDFファイルをご用意いたしました。プリントアウトしてお問い合わせにお使いください。

• ▲ アクリル加工、アクリルディスプレイなら株式会社ラントップ



• 



• 



• 



• 

【経年劣化にも強い特徴を持つポリカーボネート】
"プラスチック素材には、大きく分けて熱硬化性樹脂と熱可塑性樹脂がありますが、中でも熱可塑性の種類は多く、内容としては、アクリル樹脂や塩化ビニル樹脂など、7種類のタイプがあります。その中の１つにポリカーボネートがあります。ポリカーボネートは、現在建築素材としても多用されており、その理由としては、他の種類に比べて多くの優位点があることを上げることができます。そのために経年劣化にも強く、まず、耐衝撃性があります。その強度はアクリル樹脂の約40倍、硬質塩化ビニルの約20倍となっており、透明プラスチック材料の中では最高クラスの性能を誇ります。経年劣化に関しては、他に、耐熱・耐寒性に強いことがあります。ポリカーボネートは、実使用温度領域が−40℃から＋120℃と広く、そのために、経年劣化の特徴となる変形や亀裂などが生じにくいものとなっています。また、耐候性にみる経年劣化に関しても、日光や風雨によるものも少なく、ほとんど変化がないままに使用することができるようになっています。気候による経年劣化の状態としては、概ね、3年程度で多少の変化や劣化がすることがありますが、性能が低下することはほとんど無い特徴を持っています。
ポリカーボネートには、強度面全般に関して高い性能がありますが、非常に軽量であることや、成形や加工を容易に行うことができるものとなっています。また、5mm厚の光線透過率が85％以上と透明性が高く、熱伝導率に関してもガラスの1/5と小さい特性があり、断熱性に優れていることから、開口部などの省エネ対策としても用いられています。
プラスチック素材の中でもポリカーボネートが優位な点の１つに、屋根材としての性能があります。それは、防火地域や準防火地域、法22条区域など、これまでプラスチック素材では対応できなかった地域で、条件を満たすことで屋根材として使用できる点があります。"