• 
• 

  ▲ PDFファイルをご用意いたしました。プリントアウトしてお問い合わせにお使いください。

• ▲ アクリル加工、アクリルディスプレイなら株式会社ラントップ



• 



• 



• 



• 

【温度変化に強いプラスチック ポリカーボネート】
"ポリカーボネートは略してポリカと呼ばれる熱可塑性エンジニアリングプラスチックです。プラスチックには汎用プラスチックとエンジニアリングプラスチックとありますが、エンジニアリングプラスチックと呼ばれるものは、その特性の高さから工業用に使われるプラスチックのことを総称して言います。

ポリカーボネートの最大の特徴は透明度の高いエンジニアリングプラスチックということです。透明なプラスチックの代表的なものにアクリルやポリスチレンなどがありますがこれらの耐熱温度は70℃〜80℃ぐらいですが、それに対しポリカーボネートの耐熱温度は非常に高く120℃〜130℃あります。また、低温側も−100℃程度までは問題無く使用できます。つまり非常に広範囲の温度領域で安定した性能を発揮できる透明なプラスチックといえます。その他にも耐衝撃性、耐候性が高いのがポリカーボネートです。その半面、加工がしやすいというのもポリカーボネートの特徴です。

実際、こうした特性を活かし、透明性とデザイン性が求められるような機能部品に多く使われています。実用例としては食器類など冷蔵庫で冷やしたり電子レンジで温めたりといった急激な温度変化を求められるものから、メガネ、サングラスなど透明性を活かしたガラスの代用品などとしても使われています。その他、自動車のライトカバー、バイクのヘルメットなど屋外で温度変化や耐候性、耐衝撃性が求められるものまで幅広く使われています。